近年のドイツ車に多いヘッドライトレンズが黄ばんでしまったり、曇ってしまう症状。これを解決するための方法はいくつかありますが、ここで紹介するドリームコートは、これまでのアプローチとは違った全く新しい技術を用いたメンテナンスです。
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輸入・国産車問わず多く発生しているヘッドライトレンズの黄ばみ
「ヘッドライトレンズが黄ばんでしまう原因は紫外線の影響が強く、さらに経年劣化により症状が出始める。最初は若干曇った感じに見えるが、放置しておくと黄ばみが発生し、ひどくなるとライトの光量にも問題が出て、車検でNGになることもある。見た目もドイツ車に相応しいとはいえず、キレイな状態と比べるとその違いは歴然だ。
このようなヘッドライトレンズの黄ばみを除去する方法としては新品に交換するのがもっとも簡単だが、ドイツ車のヘッドライトは非常に高価。近年のモデルではヘッドライト自体の機能も増えているから片側だけでも数十万円する。もっといえば、片側だけ新品に交換すれば、逆側との違いが身立ち違和感が出るため新品に交換するなら左右を交換するのがベストだといえるだろう。そこでネックになるのが前述したヘッドライトの価格。ヘッドライトの交換だけで数十万円の費用がかかるため、中古パーツを活用するケースも多いようだ。だが、ここで注意したいのは、程度と価格のバランスである。中古パーツの場合は人気のあるパーツほど価格は高くなる。ヘッドライトレンズの黄ばみも多くのドイツ車で発生しているトラブルなので、人気商品であることは間違いない。また、近年ヘッドライトの高機能化により品番が細かく設定されているクルマもある。中古パーツを使うならじっくり選んで良質なもの、そして価格に見合うものかどうか検討する必要がある。
特殊溶剤を気化させてその蒸気を吹きつけるだけ!
ヘッドライトレンズの黄ばみを除去する方法として手軽なのは「磨き」。劣化した表面部分を磨いて、その上からコーディングを施すというものだ。この方法は現在でも主流となっているが、その概念を覆したのが、ここで紹介するドリームコート。特殊溶剤で、ポリカーボネートの表面を溶解し、かつ特殊なコーティング剤を定着させる画期的な新技術。その耐久性は約2~3年とされており、施工後の透明感は新品のような仕上がり。特殊溶剤を気化させ、その蒸気を劣化したヘッドライトレンズに吹きつけるだけでみるみるうちにキレイになっていくから不思議。ヘッドライトレンズの黄ばみ除去のひとつとして十分に検討に値する手法だといえるだろう。
■取材協力:ブリストル
TEL.025-256-5100
URL:http://www.bristol.web-s.jp/
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