ディーラー同等の整備力で個性あふれる1台を創る
愛息の名を店名につけたというエピソードを語るフィルマメント代表の谷越さん。フィルマメントとは大空のドイツ語訳。息子の名を付けたお店をすぐにたたむ訳にはいかないという思いを込めたという。
仙台から1時間ほどの石巻市は、実はメルセデスベンツのオーナーが多い地域でもある。事務を務める奥様の実家もあるという理由でこの地に店を構えたのは2021年の6月。谷越さんは歳にして自分の店を持つことを目標に民間整備工場で7年。そこで国産車だけでなく輸入車も含めたスキルを獲得。さらに、よりメルセデスベンツに特化した知識と技能を身につけるためメルセデスベンツの正規ディーラーで5年の修行期間を経て技術を身につけていたという。そうした努力を重ね歳にして独立するという夢を実現。そのためディーラーで行う整備などは谷越さの得意とするところ。もちろんメルセデスベンツ専用の診断テスターも揃えており、一般整備などは安心してお任せしよう。
ところでフィルマメントの面白いところは、そうしたディーラーレベルの整備以外の作業も可能なところにある。実は谷越さんは若い頃はシーマでVIPスタイルのクルマに乗っていたこともあるカスタムファン。イベントではドレコンも数多く獲るほどのカスタムセンスもあるのだ。ただディーラーではカスタム車はお断りという店舗がほとんど。最近では量販店などでも作業をお断りされることもあるという。フィルマメントではそんなニーズにも応えられるスキルがあるのだ。例えばサスペンションを変更することで車高を下げたり、ホイールのインチアップなどの相談にも応えてくれる。またエアサスひとつでも、目指すスタイリングやコストなどを考えて提案してくれる。
さらにワンオフマフラーのオーダーやエアロ加工などにも対応。さらにそうしたクルマのメンテナンスはもちろん車検まで全てフィルマメントで行ってくれるというから頼もしい。
なお引き取りや納車は全国に対応するというが、フィルマメントは谷越さんのワンオペ体制なので、できれば来店してほしいとのこと。
個性あふれるスタイルと安心の整備で思い通りのメルセデスをフィルマメントで創ってもらおう。