そしてこのTOWATECの強みは、輸入車の整備を効率的に行なうと同時に、コーディングや各エラーコードを消すといったコンピュータにアクセスしながら診断を実施する専用テスターを豊富に揃えていること。メルセデスのDAS/Xentry やBMWのDISなど、各メーカーの専用テスターに加え、汎用テスター類も充実している。
とくにボッシュのカーサービス店でもあるため、ドイツ車の整備にマッチしたメンテナンスツールは豊富に揃えられている。さらに、TOWATECの店長である湯浅健司メカニックは、ボッシュが主催する年間テクニカルトレーニングを受講した後、ボッシュのシステムテクニシャン(BST)への認定試験にも合格している人物で、日本では数少ないボッシュマイスターの一人。つまり、輸入車整備に必要な整備ツールを揃えると同時に、それを使いこなすノウハウとスキルを持つメカニックがいるということ。そのため、迅速かつ確実な整備を受けることができるというわけだ。
得意な車両はドイツ車中心で、取材日はメルセデスやフォルクスワーゲンなどが入庫していた。このほか、アウディやアルファロメオなども得意であるが、昨今はBMWの整備や車両販売が増加中とのこと。E30のM3といったディープな整備が必要なモデルから、リーズナブルな価格で乗れるE46など、年式や車種に関係なく、あらゆるBMWの整備を受け付けいる。また、リーズナブルな価格ゆえに、E46のBMWは販売車両としても力を入れているとのこと。ただし昨今は良い物件が入手しにくい傾向にあるそうで、身近な価格ながら程度も確保された、整備工場ならでは点検・整備が施されたクルマのみを販売車両として店頭に並べている。
高度な整備やカスタム、良質な中古車の販売まで、輸入車このとなら何でも任せられる工場である。
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最近多い修理事例
代表モデル:BMW3シリーズ (E46)
ラジエター、ラジエターホース、サーモスタットにウォーターポンプなど、水回りの点検は入念に実施しておきたいのがE46型の3シリーズ。早めのパーツ交換がトラブル回避には有効だ。
エンジンのヘッドパッキンやオイルフィルターハウジング、パワステポンプの周辺は、オイル漏れが発生しやすいポイント。二次トラブルを防ぐためにも早めの修理がお勧めである。
サスペンションのブッシュやハブベアリングなどは、車検ごとの入念な点検に加え、オイル交換時などもチェックしておきたいポイント。専門店でのオイル交換は、同時に点検をしてくれるところもある。
初回なら3500円でCP診断を受けられる!
BMW、VW、Audi、メルセデスベンツなどの専用テスターを完備しているTOWATEC。このほか、ボッシュのシステムテスターやビークルシステムアナライザーも完備しているため、幅広い車種と多用な修理に対応することができる。これらのコンピュータ診断機を使い、数値とグラフで車両コンディションを把握する。目視では把握できない電子部品の劣化や性能の低下を明確に評価することが可能なのである。TOWATECでは、初回診断に限り3,500円というリーズナブルな価格で受け付けているので、一度点検しておいて損はない。