広い工場にはリフトが5基備わるほか、整備工場としては珍しい4輪アライメントテスターまで完備する。「WALDの正規代理店でもあるので、大径ホイールに履き替えるお客様も多いんです。ホイールサイズが変わったらきちんとアライメント調整しないと、本来の走りができません。なので、こうした設備が必要なんです」とは太田浩宗工場長。ホイールを軽くヒットしただけでもアライメントは狂うため、サイズアップ時以外の需要もあり、「同業者さんが頼ってくることも多い」のだとか。
一般整備においては、とくにコンピュータ診断を得意としている。繋ぐだけで何でも分かるのでは? というのは甘い考えで、「異常ありの表示はしてくれても、どこがダメなのかまで教えてくれないケースが多々あります。そんなとき細かいデータを見て患部を見極める必要があり、それには経験と知識がいるのです」と前出の工場長。加えて、最新のメルセデスに対応する車両診断機にはオンライン機能が搭載されており、モジュール交換などの際に新しいコーディングの知識が必要だという。
最近の輸入車の整備には診断機が必須で、所有しない工場では最新モデルの修理は断られることも。同店は他店購入車も快く受け入れてくれるので、もし修理に困ったらぜひ相談してみてほしい。